【データで見る】OECD諸国と日本のジェネリック医薬品の普及率の比較
【データで見る】OECD諸国と日本のジェネリック医薬品の普及率の比較
2018.01.31広告
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過去2回の記事では日本の医療費と薬剤費をOECD諸国と比較してきました。
前回の記事で日本では薬剤費が高止まりしている状況がわかりましたが、その背景としてOECDはジェネリック医薬品の使用率の低さを指摘しています。
【データで見る社会保障】ジェネリック医薬品の数量比シェア(2013年)
(記事URL http://70th.sociohealth.co.jp/data/index.php#fig05
OECD諸国と比較すると日本のジェネリック医薬品の使用率はまだまだ低い状況ですが、この数値は年々伸びてきています。
厚生労働省の指標はOECDと基準が異なるので単純比較できませんが、厚生労働省は、現在60%程度である「後発医薬品の数量シェア」を、2018年度から2020年度末までの間のなるべく早い時期に80%以上にすることを目標として掲げています。
今後も急速に高齢化が進む日本において、医療費の伸びを抑えることが社会保障制度の持続のためにも喫緊の課題となっています。