【データで見る】OECD諸国と日本の医療費の比較
【データで見る】OECD諸国と日本の医療費の比較
2017.11.21広告
広告
高齢化により日本の医療費が急増していることがよくニュースとなっていますが、はたして諸外国と比べてどうなのでしょうか?
当社創立70周年の企画として作成したウェブサイトの記事「データで見る社会保障」より抜粋してご紹介します。
【データで見る社会保障】OECD諸国との医療費の比較(2013年)
(記事URL http://70th.sociohealth.co.jp/data/index.php#fig02)
日本における一人あたりの医療費支出(約37万円 、13位)、GDPに占める医療費支出(10.2%、8位)はOECD平均と比べて少し高くなっています。
一方で医療費の「個人支出」(自己負担、自費診療等)の割合(16.8%)はOECD平均(26.6%)に比べて低くなっています。
医療費そのものはOECD平均より少し高いですが、それでも高額の国々から比べると低額におさまっているようです。また個人の医療費負担割合はかなり低くなっています。つまり日本においては公的支出(健康保険)の負担割合が大きいことを意味しています。
しかし高齢化にともなう医療費の急増により、日本の健康保険制度の持続性が問題となっており、高額な薬剤費や健康保険組合の赤字などの様々なニュースが注目を集めています。