まぶたが腫れて痛む……麦粒腫(ものもらい)の原因と対処法とは

まぶたが腫れて痛む……麦粒腫(ものもらい)の原因と対処法とは

まぶたが腫れて痛む……麦粒腫(ものもらい)の原因と対処法とは

2026.06.05

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麦粒腫(ばくりゅうしゅ)とは、「ものもらい」「めばちこ」「めいぼ」などとも呼ばれ、まぶたが赤く腫れ、痛みやかゆみを伴うことが多い病気です。まぶたに異変を感じたら、放置せず、早めに眼科を受診しましょう。

抵抗力が落ちているときに発症しやすい

麦粒腫は、細菌感染が原因で起こる急性化膿性炎症です。

まぶたには、皮脂を分泌するマイボーム腺や、まつ毛の根元にあるツァイス腺などの分泌腺があります。これらに細菌が感染することにより、腫れや痛みなどが起こることがあります。

麦粒腫の原因となる主な細菌は、黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌などです。これらは皮膚や鼻の穴などに存在する菌で、健康な状態であれば悪影響を及ぼすことはありません。

しかし、ストレスや疲労、睡眠不足などによって抵抗力が落ちているときには、細菌に感染しやすくなり、麦粒腫を発症することがあります。

汚れた手などで目に触れると感染しやすくなる

感染のきっかけとしては、汚れた手で目を触る、清潔ではないタオルで目を拭くなどがあげられます。特に、コンタクトレンズを使用している人は、目の周りに触れる機会が多いことに加え、レンズケースの中で細菌が増殖する場合もあるため、注意が必要です。このほか、前髪が目にかかっていると、毛先が目に触れ、麦粒腫のリスクを高める可能性があります。

麦粒腫の一般的な症状としては、まぶたの一部が赤く腫れ、軽いかゆみを伴うほか、指で押したりまばたきをしたりすると痛みや違和感が生じます。腫れた部分が化膿して膿がたまることもありますが、自然に破れて膿が排出されると回復に向かいます。ただし、自分でつぶすと感染が広がる恐れがあるため、触らないようにしましょう。

清潔を保ち、疲れをためないことが大切

腫れや痛みが生じている場合は、早めに眼科を受診しましょう。治療は薬物療法が基本で、抗菌薬の点眼薬や軟膏のほか、症状によっては抗炎症薬が併用される場合もあります。また、膿がたまっている場合は、切開して膿を排出することもあります。

麦粒腫を予防するには、手洗いを徹底する、むやみに目をこすらない、爪をこまめに切る、コンタクトレンズやケースを清潔に保つ、十分な睡眠と休養をとるといったことを日ごろから心がけましょう。

(家庭の医学大全科ウェブサイト 編集部)