肌老化を防ぐために、しっかり紫外線対策を!
肌老化を防ぐために、しっかり紫外線対策を!
2018.04.10広告
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春から夏にかけて、紫外線量はぐんぐん増加していきます。紫外線のダメージは年々蓄積していき、肌老化の原因となります。真夏はもちろんのこと、陽射しが心地よい程度の季節でも油断は禁物です。
紫外線のダメージは蓄積され、数十年後に影響が……
太陽の光に含まれる紫外線には、UV-A、UV-B、UV-Cの3種類があります。このうち、地表まで届いて私たちの健康に影響を及ぼすのは、UV-AとUV-Bの2種類です。
以前の紫外線対策は、皮膚の表面に日焼けを起こしシミの原因となるUV-Bが中心でした。しかし最近は、UV-Aの影響が注目されるようになっています。UV-AはUV-Bより波長が長く、肌の奥深くにまで到達します。その結果、肌の奥深くにあって、皮膚の弾力を支えている真皮の組織がダメージを受け、シワやたるみといった肌老化を招く原因となります。
紫外線が怖いのは、そのダメージがどんどん蓄積されていくこと。若いときから紫外線を浴び続けていると、何十年もたってシミやシワ、たるみといった影響が出てきやすいのです。そのため、肌老化を防ぐためにも、日々の紫外線対策が欠かせません。
曇りや雨の日も紫外線は降り注いでいる
紫外線は晴れた日だけでなく、曇りや雨の日でも降り注いでいます。また、太陽の光が直接当たる場所以外にも、地表や建物からの反射光、大気中のチリなどによる散乱光など、思いのほかいろいろな方向から紫外線の影響を受けています。
これらを踏まえた紫外線対策として、まず外出時は長袖の服を着るなど、肌の露出はできるだけ控えましょう。UVカット加工の日傘をさしたり、つばの広い帽子をかぶる、サングラスを着用するなどで、紫外線をかなりシャットアウトできます。紫外線量は正午前後に最も多くなるので、外出するときの時間帯も考慮するとよいでしょう。
紫外線量や生活シーンに合わせて日焼け止めを選ぼう
衣服や日傘などでさえぎることができない紫外線に対しては、日焼け止めが有効です。UV-Aを防ぐ効果はPA、UV-BはSPFで表されています。効果のレベルは、PAでは「++++」が最も高く、SPFでは「50+」が最高値です。種類も乳液やクリーム、スプレーなど豊富に登場しています。想定される紫外線量や、生活シーンに合わせて選ぶとよいでしょう。
乳液やクリームタイプの日焼け止めを顔に塗る際は、製品の使用説明書に従って適量を手に取り、まず額、鼻、両ほお、あごの5カ所にのせてから、顔の内側から外側に向けてムラなく広げてください。汗をかいたり、手で顔をこすったりすると、日焼け止めがとれて効果がなくなってしまうので、2-3時間おきに塗り直すことも必要です。
メイクをするときに、日焼け止め成分の入ったパウダーファンデーションを塗ることも、紫外線対策に有効です。