自分では気づきにくい口臭。原因と正しい対策とは

自分では気づきにくい口臭。原因と正しい対策とは

自分では気づきにくい口臭。原因と正しい対策とは

2026.10.02

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「もしかして口臭が強いのでは」と内心気になっている人は少なくありません。口臭が起こる原因と正しい対策を知って、口臭を予防しましょう。

唾液量の減少による口臭は一時的なもの

口や鼻から出る息(呼気)のうち、本人や周囲の人が不快に感じるほどの強いにおいを口臭と呼びます。口臭には、大きく分けて「生理的口臭」と「病的口臭」があります。

生理的口臭は、主に唾液の分泌が減少することにより、一時的に口臭が強くなるものです。唾液には、食べかすや細菌などを洗い流す自浄作用があり、この働きによって細菌の増殖が抑えられ、口の中の環境が良好に保たれています。しかし、唾液の量が減ると、細菌が増殖し、においの元となる揮発性硫黄化合物という物質がつくられます。これが口臭の原因です。

起床直後に口臭がとくに強くなるのは、睡眠中は口をほとんど動かさないため、唾液量が減ってしまうからです。しかし、これは一時的なもので、朝食を食べたり、食後に歯を磨いたりすることで、口臭は弱まります。

また、空腹時や緊張時も唾液の分泌量が減るため、口臭は一時的に強くなりますが、多くは時間の経過や食事などによって自然に弱まります。

病的な口臭の90%以上は口の中に原因が

一方、病的口臭は、何かしらの病気が原因で起こるものをいいます。

90%以上は口の中に原因があるとされており、具体的には、歯周病やむし歯、歯垢(しこう:プラーク)、舌苔(ぜったい:舌の表面に付着する苔状の汚れ)、歯石などがあげられます。

ほかにも、ごくまれに鼻やのど、呼吸器系、消化器系、肝臓の病気や糖尿病などが原因で口臭が起こる場合もあります。

口の中を清潔に保ち、唾液の分泌を促そう

原因となっている病気がある場合は、まずはその治療を行います。

口臭予防のためには、口の中を清潔に保ち、よく噛んで食べる、ガムを噛む、こまめな水分補給などで唾液の分泌を促すことが有効です。歯磨きは少なくとも1日2回、起床後すぐと就寝前には行うようにしましょう。とくに就寝前は、デンタルフロスや歯間ブラシなども併用し、歯周病の原因となる歯垢をしっかり落とすことが大切です。舌苔も口臭の原因となるため、朝の歯磨き後は舌ブラシを使い、舌を傷つけないように気をつけながら舌苔を取り除きましょう。

また、ストレスも唾液の分泌を妨げる原因となるため、ストレスをためないことも大切です。

(家庭の医学大全科ウェブサイト 編集部)