手足のふるえに転倒の不安も…パーキンソン病について知りたい

手足のふるえに転倒の不安も…パーキンソン病について知りたい
2026.11.06広告
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手足のふるえや筋肉のこわばりといった症状がみられるパーキンソン病は、高齢になるほど発症率が高くなります。気になる症状がある場合は、早めに脳神経内科に相談しましょう。
ドパミンの不足によって起こる
パーキンソン病の発症に関わっているのが、体の動きを調節するドパミンという神経伝達物質です。ドパミンは、中脳にある黒質と呼ばれる組織でつくられます。この黒質にある神経細胞が減少し、ドパミンが不足することにより、情報伝達がうまくいかなくなって発症すると考えられています。
パーキンソン病は50歳以上に多い病気ですが、まれに40歳以下で発症することがあり、その場合は若年性パーキンソン病と呼ばれます。若年性パーキンソン病を発症した人のなかには、病気の原因となる遺伝子の異常が認められる場合があります。
症状は大きく2つに分類される。検査で診断を
パーキンソン病の症状は、体の動きに関連する「運動症状」と、それ以外の「非運動症状」に大きく分けられます。
運動症状には、手足のふるえや筋肉のこわばり、動作が遅くなるほか、進行すると転びやすくなる、最初の一歩が踏み出しにくくなるなどがあります。症状は、左右どちらかに強く現れることが多いのも特徴です。
非運動症状としては、便秘や頻尿、立ちくらみ、睡眠中の大声や手足の激しい動き、嗅覚や認知機能の低下などがみられることがあります。
パーキンソン病が疑われる場合は、ほかの病気と見分けるためにMRI検査が行われるほか、ドパミン神経の状態を調べるDATスキャン、心臓の交感神経の働きを調べるMIBG心筋シンチグラフィなども行われます。
薬物療法を軸に、リハビリや生活の工夫も大切
パーキンソン病の治療の基本は薬物療法です。不足したドパミンを補充する「レボドパ」のほか、さまざまな補助薬があり、一般的には複数の薬を組み合わせて治療します。
薬物療法の効果が十分に得られなくなった場合などは、手術を検討します。手術では、脳の深部に電極を留置し、高頻度で電気刺激して神経細胞の異常な活動を抑制する「脳深部刺激療法」が主流です。
治療では、リハビリテーションも重要です。散歩やストレッチなどで体を動かすようにしましょう。
また、段差をなくす、敷物を見直す、手すりをつける、床に物を置かないようにするなど、転倒を防ぐ工夫も大切です。
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