お年寄りの病気
膠原病
こうげんびょう
Collagen disease
初診に適した診療科目:皮膚科 内科 リウマチ科
分類:お年寄りの病気 > 感染症・免疫・膠原病
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膠原病とは
クレンペラーによって提唱された膠原病は、病理形態学的に全身の膠原線維にフィブリノイド変性を来し、その原因として自己免疫現象が考えられている疾患群です。
全身性エリテマトーデス(SLE)、全身性硬化症(PSS)、皮膚筋炎(DM)、関節リウマチ(RA)、リウマチ熱(RF)、結節性多発性動脈炎(PN)の6疾患を古典的膠原病といいます。
現在ではこれに加えて、リウマチ性多発筋痛症、側頭動脈炎(巨細胞性動脈炎)、多発性筋炎、シェーグレン症候群、混合性結合組織病(MCTD)、重複症候群、アレルギー性肉芽腫性血管炎、ウェゲナー肉芽腫症などの類縁疾患を含めて扱うのが一般的です。本項では、高齢者によくみられるものの特徴を解説します。