足の爪が食い込んで痛む……陥入爪の原因と正しいケア法は?

足の爪が食い込んで痛む……陥入爪の原因と正しいケア法は?

足の爪が食い込んで痛む……陥入爪の原因と正しいケア法は?

2026.02.06

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足のつま先が赤く腫れて痛む場合、陥入爪(かんにゅうそう)の可能性があります。放置すると爪の変形が進み、症状が悪化する場合もあるので、早めに医療機関を受診しましょう。

爪の切りすぎが原因となることが多い

陥入爪とは、爪の端が周囲の皮膚に食い込み、炎症を起こしている状態をいいます。痛みや腫れが生じるほか、傷口から細菌が入り込むと化膿する場合もあります。

似た状態に巻き爪がありますが、巻き爪は爪の端が内側に巻き込むように変形している状態をいいます。両者は厳密には異なりますが、陥入爪から巻き爪に移行したり、その逆のケースがみられたりするほか、陥入爪と巻き爪を併発することも少なくありません。

陥入爪は足の第1趾(親指)に起こりやすく、原因として多いのが、深爪などの爪の切りすぎです。そのほか、足に合わない靴や圧迫の強い靴下、歩き方のクセ、爪の変形、扁平足、外反母趾、爪白癬(つめはくせん)(水虫)などが原因となることがあります。

治療には保存的治療と手術療法がある

陥入爪の治療法には、保存的治療と手術療法があります。保存的治療では、爪の切り方を正しく修正し、炎症や食い込みの原因を取り除きます

必要に応じて、テープやコットン、チューブなどで爪と皮膚の接触部分を保護したり、ワイヤーやクリップ、プレートなどの矯正具で爪の変形を矯正したりする方法もあります。使用する器具によっては医療保険適用外となる場合があるので、事前に確認しましょう。

保存的治療で改善がみられない場合や早期の改善を希望する場合は、手術が行われます。

手術療法は、皮膚に食い込んでいる爪の端と爪母(爪を作る部分)を取り除き、爪の幅を狭くすることにより、爪の変形や食い込みをなくします。多くは指の局所麻酔による日帰り手術で、一般的には手術直後から歩くことが可能です。

薬剤を使用した手術法もありますが、術後に爪が大きく変形することがあるため、医師とよく相談したうえで治療法を選ぶことが大切です。

爪への圧迫を避け、爪の切り方を見直すことが大切

陥入爪を予防するには、爪への圧迫を避けることが重要です。靴は足に合ったものを選び、締めつけの強い靴下の着用は控えましょう

また、爪の切り方も大切です。爪の長さは指先と同程度を目安に、一直線に切りましょう。角の部分はつま先のカーブに合わせて、やすりで丸く整えます。

それらに加え、足を清潔に保ち、適度な保湿を心がけることも予防に有効です。

(家庭の医学大全科ウェブサイト 編集部)