外傷
眼窩底骨折
がんかていこっせつ
Orbital floor fracture
初診に適した診療科目:眼科
分類:外傷 > 顔面外傷
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どんな外傷か
前方から鈍的外傷を受けた場合、眼球周囲の骨折(最も薄い眼窩底が多い)を生じ、眼球の運動障害、眼球陥没、複視(物が二重に見えること)などを生じます。
原因は何か
多くはスポーツ(とくに球技)、ケンカ、転倒や交通事故で起こります。
症状の現れ方
眼球運動障害(とくに上方に眼を動かすことができない障害が多い)に伴う複視、眼球陥没、血性の鼻汁、皮下気腫などですが、眼球自体の障害は比較的少ないことが多い傾向にあります。
検査と診断
単純X線、CT、MRIなどの画像診断を行います。また、ヘス赤緑試験などで眼球運動障害の程度を把握します。
治療の方法
早期に陥入組織の整復手術を行います。手術を行わずに経過を観察する場合もあります。