女性の病気と妊娠・出産
- 家庭の医学大全科
- 分類から調べる
- 女性の病気と妊娠・出産
- 性行為感染症(STD)
性行為感染症(STD)
分類:女性の病気と妊娠・出産
広告
広告
性行為で感染する可能性のある感染症の総称ですが、性感染症と呼ぶほうが一般的です。
婦人科領域で扱う性感染症は、性器クラミジア症、性器ヘルペス症、尖圭コンジローマ、梅毒、淋菌感染症、トリコモナス症などがあります。これらの多くは女性器に何らかの症状が現れ、婦人科を受診すれば診断が可能です。性感染症には、HIV感染症(エイズ)やウイルス性肝炎など全身症状を主症状とする病気も含まれます。
いわゆる「性の自由化」が進んだため、最近、性感染症が蔓延する傾向にあります。予防のためには、不特定多数との性交渉を避け、コンドームを性行為の間を通して用いるなど、一人ひとりの自覚が重要であることが指摘されています。