平成30年7月豪雨で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます

平成30年7月豪雨で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます

平成30年7月豪雨で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます

2018.07.20

この度の西日本を中心とした豪雨により被災された皆様、ならびにご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

猛暑が続く中、避難生活や復旧作業では、熱中症をはじめとする健康への影響が心配されます。厚生労働省では、この度の豪雨について、被災者の方々ができるだけ健康に過ごしていただくための対策や、医療機関の受診方法、復旧目途の最新情報などを公表しています。参考にしてください。

 

また、当サイト内の病気解説も併せてご活用ください。健康に関する不安の解消にお役立ていただければ幸いです。

熱中症

避難所での気温の上昇や、炎天下での家の片付け作業等により、被災地では熱中症に注意が必要です。のどの渇きがなくても、こまめな水分補給を意識してください。熱中症が疑われ、自力で水分補給ができない、意識がない場合はすぐに救急車を呼びましょう。

 

エコノミークラス症候群(静脈血栓塞栓症)

避難所での生活や車中泊は、エコノミークラス症候群が起こる危険性があります。長時間同じ姿勢で座ったまま足を動かさないでいると、血行不良が起こり、発症のリスクが高まります。予防には、足首の曲げ伸ばし運動や軽いストレッチ、こまめな水分補給が効果的です。

 

食中毒

高温多湿の環境のため、食中毒が起こりやすくなっています。調理・配付・食事の前には、良く手を洗うか、ウェットティッシュなどを活用しましょう。下痢、発熱など体調がすぐれない方や、手指に傷がある方は、調理や配付を行わないようにしましょう。なお、避難所で出された食事は、保管せずにすぐに食べてください。

 

急性結膜炎

被災地では、結膜炎にも注意してください。細菌やウイルスを含んだ粉じんが目に付着することや、避難所でのほこりによるアレルギーなどによって、結膜炎が起きやすくなっています。汚れた手で目を触らないようにし、こまめに手を洗って清潔に保つようにしましょう。

 

(家庭の医学大全科ウェブサイト 編集部)